胃カメラで見つかる病気シリーズ④ 十二指腸潰瘍【初期症状、原因、治療】岐阜市六条南金花堂クリニック内科・整形 :胃カメラ(内視鏡)経鼻内視鏡、睡眠内視鏡、夜間診療(平日夜10時まで)

みなさんこんにちは。岐阜市六条南金花堂クリニック内科・整形院長のモゲル丸です。

 

今日は胃カメラ(内視鏡)で見つかる病気シリーズの第四弾をお話しようと思います。

胃カメラの本体

 

 

今日の胃潰瘍に似て非なる十二指腸潰瘍ついて解説していきます。

十二指腸とは?

十二指腸は胃から続く小腸の事でよく指12本分の長さと言いますが実際は25-30㎝位です。

ごはんが通る順番で言うと、口⇒食道⇒胃⇒十二指腸⇒小腸⇒大腸⇒肛門です。

胃カメラで見ることができるのは口から十二指腸の途中までです。

 

十二指腸潰瘍とは?

十二指腸潰瘍はその十二指腸に凹型の潰瘍ができる病気です。

空腹時に痛みを感じる場合が多く、胃のあたりの痛みや重圧感、息苦しさなどを感じることもあります。

食事をとると少し痛みが和らぐのは胃潰瘍との違いですがはっきりとしない痛みや不快感が襲います。

胃潰瘍に比べ年齢層は少しわかめで30代くらいの男性が多い印象です。

 

十二指腸潰瘍の症状

十二指潰瘍も血管まで潰瘍が及んでしまうと出血の原因となります。

血液は胃酸と混ざると酸化して黒く変色します。この黒い血液が小腸、大腸を伝わり、便と排出されることを黒色便(タール便)と言います。

出血が続くと意識が薄れたり血圧が下がるいわゆるショック状態になる場合もあります。

また十二指腸は胃に比べ管状でありその径も狭いです。

潰瘍ができ炎症が進むと粘膜が腫れて十二指腸の径も狭まります。

そうなるとご飯が通ることができなくなる場合もあります。

 

潰瘍がさらに進んで凹型の穴が貫通すると穿孔といい非常に強く鋭い腹痛が起きます。

またこの穿孔と言われる穴の貫通の場所が悪いと肝臓や胆のうに影響を与え、肝膿瘍や急性胆のう炎、急性胆管炎を引き起こす可能性もあります。

 

十二指腸潰瘍の原因

これもヘリコバクターピロリ菌が一因と言われているためピロリ菌の除菌をおすすめします。

ストレスや飲酒も原因の一つです。

 

十二指腸潰瘍の治療

胃潰瘍に比べ十二指腸潰瘍は治療の期間が短くて済むと言われています。

しかしその再発率は胃潰瘍より高いです。

治療の方法は胃潰瘍と同様に胃酸を抑える投薬治療が主の治療となります。

出血がひどい場合は胃カメラ(内視鏡)で血管をクリップで止め止血します。

 

穿孔という十二指腸に穴が開いてしまった場合は穴をふさぐ手術をする場合があります。

最近はお腹をメスで切るのではなく腹腔鏡と言ってお腹に穴をあけて行う手術もありますね。

 

さていかがでしたでしょうか?

今回は胃カメラ(内視鏡)で見つかる病気編第三弾として胃潰瘍の内容をお伝えしました。

 

金花堂クリニックでは胃カメラ(内視鏡)を楽に受けていただくため経鼻内視鏡(鼻から胃カメラ)や

静脈からお薬を入れて寝ている間に行う睡眠内視鏡を行っています。

胃カメラの様子

関心がある方はお気軽にご相談ください。

 

岐阜市六条南金花堂クリニック内科・整形院長モゲル丸でした。

 

このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です