鉄欠乏性貧血の症状、原因や治療について ~岐阜市六条南金花堂クリニック内科・整形 夜間診療(平日夜10時まで)しています。

鉄欠乏性貧血について

 

症状と特徴

貧血の9割を占めるのがこの鉄欠乏性貧血で、圧倒的に女性に多くみられる病気です。

 

倦怠感、動悸、息切れ、立ちくらみ、頭痛、集中力の低下などの一般的な症状のほか、

爪がもろくなったり、爪がスプーンのように

 

反り返ったり、口内炎や絶縁、嚥下障害(ものが飲み込みにくくなる)がおこることもあります。

これらの症状は急に起こるものではなく、徐々に表れてきます。

 

原因

原因は様々で次のようなことがあげられます。

 

鉄の摂取不足

肉やレバーなどの鉄分を多く含む食品を食べないでいると、体内の鉄分量が不足します。

特に若い女性では、野菜中心の食事による過度なダイエットや変色をつづけたたに発症するケースもあります。

 

出血

外傷、痔、胃や十二指腸の潰瘍などが原因で、長期にわたって出血が起こると鉄欠乏性貧血を起こします。

 

月経、妊娠、出産、授乳

月経や出産では出血により体内に鉄が排出されるため鉄不足が起こります。

また、妊娠中は胎児に栄養をあたえるために鉄の消費量が増加します。

母乳にも鉄分が含まれているため、授乳期も鉄が不足しやすくなります。

 

胃腸での鉄吸収障害

鉄分は十二指腸で吸収されます。そのため、萎縮性胃炎などの異常があると、鉄分の吸収が疎外されて鉄不足を起こすことがあります。

 

治療

鉄欠乏性貧血そのものは、鉄材を内服することで改善します。ただし

貧血症状がなくなった後、服用は少なくとも2から3か月は続ける必要はあります。

 

鉄材の内服中は、鉄分の作用で便が黒く変色することがありますが問題はありません。

また、ビタミンCをともにとると、植物に含まれる鉄分の吸収が促進されます。

 

なお、鉄材を内服しても効果がない場合や飲むことができない場合は、注射や点滴による鉄分補給を試します。

他の疾患で貧血になってしまっている場合はその疾患をまず治療します。

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